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住まいの明るさと開放感の方程式

2023.1.9

リビングに求めること

 

ほとんどの方は

リビングダイニングに求めることが、

「明るさ」と「開放感」だと思います。

 

それを得る手段として大きな窓をつくり、

天井を高くするのですが、

実はこの2つを採用しただけで、

充分な「明るさ」と「開放感」を

得ることが出来るとは限りません。

 

なぜ大きな窓をつくっても

充分な明るさが得られないのかと言うと、

ほぼすべての窓に

カーテンが取り付けられるからです。

 

つまり、光を採りこむ設計をして

窓をつくったのでしょうが、

カーテンで光をさえぎっているから

家の中がほの暗く開放感が無くなってしまうというわけですね。

 

そして、大きな窓があるリビングはまだしも、

北に追いやられがちなキッチンや、

北に追いやられて、

窓のサイズまで小さい洗面などの水回りは、

照明なしでは居られないぐらい

暗くなってしまいます。

 

また、天井だけ高くしても、

窓や室内ドアが低いままでは、

天井付近まで光が拡散しないため、

かえって天井付近が薄暗くなってしまいます。

 

となると、南向きでつくった

リビングやダイニングでさえも、

朝から照明に頼らざるを得なくなる

というわけですね。

 

では、開放感についてはどうでしょうか?

朝から夜までずっと

照明に頼り続けないといけない家は、

果たして開放感あふれる住まいなのでしょうか?

 

視線を遮るために

閉じたままとなるカーテンによって、

常に外が見えなくなってしまうとしたら、

果たしてその空間から開放感を

感じることが出来るでしょうか?

 

カーテンが閉まっているということは、

一面壁に囲まれているのと

大差ないってことですからね。

 

明るさと開放感の方程式

 

家全体にまんべんなく自然光を届けるためには、

窓から入ってくる光をさえぎらないこと、

さらに、入った光が全体に届くように

してやらなければいけません。

 

では、そうしたいなら、

一体どうすればいいの?

 

まず、大前提として、

窓は基本的に視線を遮るための

カーテンがいらないように

つくらないといけません。

 

そして、その上で窓から入ってきた光を

家全体に拡散する工夫を施さなければいけません。

 

その一つが、

窓と室内ドアと天井の高さを

全て揃えるということです。

 

こうすることによって、

室内に入ってくる光量が増えるし、

天井付近まで光が拡散しやすくなるからです。

 

また、天井とドアの高さを揃えることによって、

空間に奥行きを感じる視覚効果を得るので、

窓の高さもそろって開放感を感じてもらいやすくなります。

 

そして、光を拡散させるもう1つの工夫が、

内装を白やアイボリーを基調とすることです。

 

また、床や家具の色なども、

ダークトーンのものではなく、

ライトトーンのもの(オークやメープルなど)を

選ぶとさらに明るさが増します。

 

まとめ

 

リビングダイニングに

「明るさ」と「開放感」を出すためには、

一般的には「大きな窓」+「天井を高くする」

と考えられていますが、

回覧板を車で届けるくらい(おおげさのようですが)

隣近所が離れているような

めちゃくちゃ田舎に家を建てない限り、

大きな窓と高い天井だけで

明るさと開放感は実現出来ません。

 

一方で、

「カーテンがいらない窓」+

「窓とドアと天井の高さを揃える」+

「内装を白基調とする」

を全て実現していただくと、

たとえ隣近所が全て家に囲まれていたとしても、

100%明るくて開放的な住まいを実現することが出来ます。

 

なので、これから50年以上

住み続けていく住まいを

より良いものにするために、

間違えた方程式ではなく

この正しい方程式を覚えておいてくださいね。

 

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