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窓についての固定観念

2022.7.5

窓についての固定観念

多くの方が、窓について

「多い家ほど明るい」

「大きい家ほど明るい」

と考えがちですが、

実際は大して相関関係はありません。

 

明るさについては

天井に影をつくらない方が明るい。

お城なんかだと、

ついてる窓が低くて天井が高くて

天井は暗く

そのおかげでしっとりした雰囲気が

生み出されています。

 

室内を明るくするための考え方があり

窓をたくさんつくっても、

また、窓を大きくしても、

そこにカーテンをつけるなら、

入ってくる光を閉ざしてしまいます。

 

他方、窓の数を減らしたとしても、

また、それらの窓がそれほど大きくなくても、

カーテンがいらない窓さえつくることが出来れば、

日中ずっと自然光だけで、

過ごすことが出来る家になります。

 

また、それだけじゃなく、

窓が少なくなれば

その分のコストも減らせるし、

断熱性と耐震性が高くなり、

かつ外壁が汚れる雨だれが減り、

なにより窓掃除の手間を減らすことが出来ます。

 

さて今回も、

前回に続いて窓のことについて

お伝えしていきたいと思います。

 

今回は、窓の本数を減らすための

現実的な考え方について、です。

 

✔︎部屋に2つ窓は必要なのか?

 

一般的に寝室や子供部屋には、

2か所窓を設置します。

理屈は、風が通るからと、

2か所窓がないと

部屋が暗いような気がするからだと思います。

 

しかし、4面ある部屋の壁のうち、

2面に窓をつくってしまった場合、

部屋に十分な壁がなくなってしまいます。

残りの2面もクローゼットのドアと

部屋への入り口のドアがあって

壁がなくなっているからです。

 

その結果、家具をどこに置くか、

エアコンをどこにつけるか、

換気扇をどこにつけるか、

コンセントをどこにつけるか、

などに頭を悩ますことになります。

 

つまり、壁が少なくなればなるほど、

その後の詳細打ち合わせが

難しくなってしまうというわけですね。

 

✔︎2つの解決策

 

では、この解決策を考えてみましょう。

 

1つは、部屋を大きくすることです。

部屋の面積を広げれば、

その分、壁面積も広がるからです。

 

しかし、この方法は

コストが上がってしまうという

デメリットがあります。

仮に、1.5帖広げたとしたら、

ざっと45万円ぐらいは

高くなってしまうという感じですね。

 

そして、もう1つの解決策が

窓の本数を1本にすることです。

そうすれば4つの面のうち1つは、

全て壁になるからです。

 

これだけで、ずいぶんと

打ち合わせがしやすくなると思うし、

窓が減った分、

家のコストを下げることが出来ます。

 

ただし、この場合、

家の中が暗くなるんじゃないか?

という不安と、

風が通らなくなるんじゃないか?

という不安が頭をよぎると思うので、

この2つを解決しないといけません。

 

家の中を暗くしてしまわないためには、

カーテンがいらない窓にするということですね。

 

では、風通しに関しては、

どのように考えればいいのでしょう?

 

これに関しては、

窓を開けて換気をする時の状況を

頭に思い浮かべてみてください。

 

換気をする時、

あなたは部屋のドアを

締め切ったままにしますか?

おそらく、朝一番の気持ちいい空気を入れようと

室内のドアも全部オープンにして、

家全体で風が通るように

換気するのではないでしょうか?

 

また、四季がある日本では、

季節によっては窓だけでは

十分な換気が出来ないことから、

24時間換気が義務化されており、

その結果、窓を開けて換気しなくても、

必然的に家の空気が入れ替わるようになっています。

 

ですから風通しに関して、

さほど神経質になる必要はないと思います。

というよりカーテンを引いたままの窓は、

基本的に開けてないので、

風通しを考えて、

というのも今どきは当てはまらないようですね。

 

✔︎1つ1つよく考えてみること

 

このほか、収納にも

本当に窓が必要なのかどうかを

よく考えるべきです。

 

収納の北以外の方角に窓をつくれば、

洋服の日焼けを避けるために布でおおったり、

窓の分の壁が減ってしまうので、

それに連動して収納力も減ってしまうからです。

 

トイレに関しても、

実は、窓がなくても全く問題ありません。

トイレには24時間換気の

排気がついていて、

そこから家の中の汚れた空気や湿気を

外に排出しているからです。

 

つまり、換気システムを止めなければ、

トイレにずっと匂いがこもることはないということですね。

 

密集地のトイレの窓は開けにくいし、

開けっ放しにしてしまうと、

暑い外気や寒い外気、土ぼこりが

入ってきてしまうし、

施錠しない開け放しの窓があること自体、

防犯上不安だし、

なんてこともありますしね。

 

お風呂に関しても、

ここも24時間ずっと換気しているため、

実は窓がなくてもそう問題ありませんし

外気とホコリの問題はトイレと一緒です。

 

とはいえ、お風呂に関しては

洗濯に関連して窓があるといい

と思っています。

 

いろいろ書いてきましたが、

これらは私個人の意見なので、

参考程度で考えてもらえたらと思います。

 

大事なことは、

カーテンがなくて効果的な窓をつくり、

いらない窓はつくらないことなので、

その点は覚えておいてくださいね。

 

それでは、、、

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